キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

これ聴いたら怒るかな

「こう聴いたら相談者は怒るかな」

「こんなこと聴いたら相談者は嫌がるかな」

という恐れや躊躇があります。

 

でもこれが出た時って大体

相談者にとって大事なことを

触れ逃してしまうんですよね。

そこに触れなかったせいで、結局

相談者の内省が深まらなかったり

相談者の気持ちが変化しないまま終わったり。

 

「これ聴いたら怒るかな」の恐れや躊躇を

消すにはどうしたらいいか。

 

相談者の変容と成長を促す

という強い自覚と責任感。

…言ってしまうと固くなりますが

やっぱこれかなぁ、と思います。

 

相談者から信頼してもらいたい

良いラポールを形成したい

腹を割って話してもらいたい

…なんて思っていると

自分の意識が自分に向いてしまいます。

相談者を怒らせないように、傷つけないように

と考えるのは

自分が良いキャリコンと思われたいからです。

相談者が怒り出して、自分が謝罪する

そんな惨めな自分を見たくないからです。

 

ロールプレイの目的は、私達が

良いキャリコンを演じることではなく

相談者が自分の難題を乗り越えようとして

考えと行動を変えること。

 

そのために私達は

全神経、全脳細胞をフル稼働させて

相談者の悩みに追随する必要があります。

 

相談者が自分の難題に向き合おう

人のせいでなく自分を見つめよう

と、してくれそうになったら

ベストのタイミングで

…見つめてみませんか、一緒に…

と水を向ける。

 

一緒に考えましょう。

一緒に変化の荒波に立ち向かいましょう。

絶対批判しませんし、上から見ません。

あなたがどんなにぐちゃぐちゃでも

私は尊重します。

…という覚悟、でしょうかね。

気概、とでも言いましょうか。

 

勿論、早すぎたら相談者は怒るかもしれませんよ

前回の準備性のお話のように)。

そもそも、相談者を傷つけるような言い方も

私達キャリコンは、してはいけません。

 

私達が全力で、受容し共感し自己一致し

自分がうまくやることではなく

相談者の成長に全関心を向けて

万が一相談者が怒っても

それすらも受容し共感するという責任感を持って

相談者のお話をお聴きしていれば

 

相談者が怒り出したり傷ついたりすることは

まずないと思いますよ。

 

そしてあなたは徐々に

相談者を怒らせたり傷つけたりすることに対する

恐れを

手放していけるでしょう。

 

 

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