キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

相手への尊重・関係構築のやり方

先週、面接試験でやるべきことを

お伝えしましたが

では具体的には何をどうやればよいか

考えていきましょう。

まずは面接試験『出題形式』から読み取れる

心がけるべきこと。

 

①キャリアコンサルタントとして相談者を尊重する態度や姿勢(身だしなみを含む)

 

さて、相談者を尊重する態度とは何でしょう。

相談者を尊重すると言ったら

ロジャーズでしょうかね。

・無条件の肯定的配慮(受容)

・共感的理解(共感)

・自己一致(純粋性)

相談者から表現されたものは

どんな部分も大切に扱っていく

肯定も否定もせず、受け止めていく

相手と同じ内側を感じ取っていく

私もあなたの内的準拠枠だったら

同じようにこう感じるだろうな、と推測し

そして同時に自分の内側にも触れ

自分にも正直に、自分も受容共感する。

 

次に、姿勢(身だしなみを含む)というのは

態度・心構えも含む、内側の「姿勢」

もさることながら

身だしなみを含む外側の

あなたが外側で表現できる「姿勢」

服装は相談者の意識がこちらではなく

自分自身に向くように

地味目で主張しない、きちんとした服

体ごと相談者に向けて

少しだけ前傾姿勢で

優しく穏やかな表情で

相談者に興味を向けているという輝く目で

大きく頷きながら相槌を打ち

相談者の話を真剣に聴いていることを示す

あなたはワサワサ動かない

 

…というようなことでしょうか。

他にあなたができそうなことはありますか。

ぜひ考えて、実践してみてください。

相談者役の人から意見を聞くのも

とても参考になると思います。

 

②相談者との関係を築く

 

さて相談場面で最も大事な

全ての基礎となる関係構築です。

相談者との関係を築くにあたって

あなたは普段どんなことをしていますか。

「できている点、頑張っている点を賞賛する」

と言う方が多いように思いますが

いかがでしょう、あなたが相談者だったら

「自分を褒めてくれたから信頼する」

となるでしょうか?

 

相談者がキャリアコンサルタントを信頼するには

誠実な人であること

受容・共感・一致ができていること

プロの聴き方ができること

相談者の成長を意図して接すること

…等、いろいろ考えられます。

アイビィであり、ロジャーズであり

今まで学んできたキャリアコンサルタント像の

総合的な形かもしれません。

しかも忘れてはならないのは

自分がどういう方法で関係構築に努めたかを

口頭試問で説明できないといけないということ。

つまり、ただの意識・心がけではダメで

「感情が出た部分を丁寧に伝え返し」

「本質的問題と思われる言葉を拾い上げて」

と、意図を持った自分の言動で

信頼関係を構築したのだ、と

説明できなければなりません。

 

そんなことも考慮しながら、あなたの

キャリコンとしての関係構築方法を

編み出してください。

 

次回以降

③問題を捉える

④面談を通して相談者が自分に気づき、成長するような応答、プロセスにする

⑤主訴・問題の把握/キャリコンとしての態度

⑥展開

⑦傾聴/自己評価

について考えていきましょう。

 

 

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