キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

2015-01-01から1年間の記事一覧

人は変わる

就職が容易でないと思われる方が就職できた時 私達支援者の喜びもひとしおです。 中には彼らを見捨てる人もいました。 でも見捨てたくない支援者達は根気強く彼の想いを聴きプライドも挫折も聴き全部受け止めあなたのこういう特長をこの仕事にこう活かしたら…

懐かしい曲が聴こえてきて思う

この世の終末に 愛を燈せるか 夢を繋げられる 力はあるか (高見沢俊彦『祈り』) 子どもの頃好きだったアーティストの曲は大人だなぁ…と思いながら聴いていました。 今、だいぶ大人になってしまって 昔の大人の歌詞のような大人なことができているのか 全く…

仕事が合う・合わないを決めるのは

先日、とある保護者向けセミナーを拝聴させていただきました。 講師の先生がおっしゃっていました。 ☆・☆・☆・☆・☆ 若者の早期離職の理由の一つに「仕事が自分に合わない」とありますが仕事が合う・合わないなんて大人になったって、わかりません。 仕事が自…

すごろくin大学

先日、大学3年生の皆さんに日本キャリア開発協会の『人生すごろく金の糸』を体験していただきました! 大学3年生の自己分析・適職理解に役立てようと昨年から開催させていただいております。 『金の糸』とは子どもの頃から自分の中に一貫して通っている自分…

あなたは良いカウンセラーです

いよいよ第48回CDA資格認定二次試験が明日・明後日となりました。 受験者の皆様ご自身の気を付ける点をもうお持ちだと思いますのでそこだけ気を付けましょう。 新たな何かに挑戦する必要はありません。もうあなたは、カウンセラーとして、良い点をいーーっぱ…

2017(平成29)年3月卒の就活スケジュール

皆さんの就活スケジュールが決まりましたね。エントリーが今度の3月から本選考は6月からとなりました。 就活スケジュールが変更になるからといって心を乱される必要はありませんよ。 なぜなら皆さん全員、初めて体験することだから。 去年と比べて短期決戦だ…

鏡はカウンセラーではない

初めに訂正です。12月4日の記事の中に誤りがありました。「私達はクライエントの姿を映す鏡です」と書きましたが、違いました。失礼いたしました。 えー違うの? そう認識してた… という方もいらっしゃるかもしれません。何となく、いろんな本の文章や知識を…

Hospital/Hospitality

昨日、アロマのHPとブログにも書きましたが、病院に行ってきました。 あ、これは一昨日の記事のお医者さんとは全く無関係です。今回は大きな病院です。 以前私も2年ほど、この病院に勤めていました。本当に良い職場でした。特に私のいた部署は、皆様いい方々…

もう少し詳しく説明してください

お医者さんに行こうと思いました。電話予約もやっていると聞いたので、かけてみました。 私「今日の予約をお願いしたいのですが」 医院スタッフ「もう予約はできないので、ご都合の良い時間にお越しください」 …さてこの言葉、いろんな意味に採ることができ…

どうやって聴けばいいのか

傾聴=熱心に聞くこと。 聴=心が付いている=心で聞く、心を聞く。 無条件の肯定的配慮=相手のありのままを受け入れる。 相手の言語・非言語に着目する。 などなど。わかってはいますよ。何度も聞きました、学びました。 でも… で?どうやるの!? と、い…

理解したよと伝える

私のキャリアカウンセラーの師匠である山内雅惠先生が試験対策として私達生徒にくださった資料は、最後がこう締めくくられています。つまりこれが一番大事な基本である。しかし一番難しいことであると、私は認識しています。 それが、この3つ。1.ちゃんと相…

何かを続けるということ

久しぶりに会った親戚の子どもが、やけに大きく、大人っぽくなっていてびっくりすること、ありますよね。 毎日、毎日、少しずつ、成長していくので1日の成長はごくわずかでも、積み重なると、目に見える大きな変化になります。 頻繁にハローワークに通って相…

思春期は拡大している

先日【児童思春期講演会】に行ってきました。 児童精神科医 成重竜一郎医師による講演で、内容は『思春期の心と親の対応』。 参加者は、一般の保護者さんもいらっしゃいましたが多分多くが、医療・福祉・教育の現場の方。 私も以前、医療・福祉・教育の現場…

主訴を推測したくなる

現実でもそうだと思いますがキャリアカウンセラーの試験では特に、クライエントはあまりしゃべりません。 何でも自分からベラベラしゃべるクライエント役って、いませんよね。(いてくれると本当に試験ラクなんですけど…) で、カウンセラーはクライエントの…

見てたからできるだろ

何を隠そう、私は料理が苦手です。作ろうと思えば作れますが…作ろうと思えないのです(笑)めんどくさっ!が先に出てしまう。 母に言われました。「お母さんが料理作ってたの見てたから、お前も料理できるだろ?」 いえ……ごめんなさい、母よ… !!見ていてもで…

CDA2次対策勉強会の開催【12月】

CDA受験の皆様へ。第48回2次試験に向けての勉強会も、これが最後となります。 本番1週間前の、最後の週末です。やるべきことを、すべてやり確認しておくことを、確認し不安な点は、すべて解消して本番に臨む態勢を整える会にしましょう。 「きっと自分はでき…

CDA勉強会をしました

CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は、日本最多のキャリアカウンセラー資格。 カウンセリングによって相談者が、自分の力で気付き、自ら前に進めるように相談者の成長をサポートする役割です。 資格を得るにはキャリアカウンセリングの知識を…

就活生の保護者にできること

先日、キャリアバンクさんの、山形市就職支援事業『保護者のための就職ガイダンス』に行ってきました。(保護者じゃないけど…f^^;) 何と、あの、就活支援の神様:常見陽平さんがいらっしゃるので!! 読売新聞ご購読の方は、火曜日に『就活ON』でご覧になっ…

【CDA2次試験勉強会in山形】開催中!

CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)2次試験に向けてロールプレイの練習をしたいのに、仕方なく遠くまで行っている方はいらっしゃいませんか? 安心してください♪ 山形市内で開催していますよ。 いつも行っている勉強会はあるけれど、繰り返し…

一人前の職業人への過程

先日、とある人生相談コーナーで『職場が冷たい。わからないことを尋ねても「自分で調べて」と教えてもらえずミスを責められる』という相談に対し お答えする専門家は『職業人としての自覚が足りないのでは?』と一喝していました。 相談した本人や、同じよ…

共感的理解の落とし穴

ロジャーズの、カウンセラーの3条件は有名です。1.無条件の肯定的配慮2.共感的理解3.自己一致 職場での辛い経験を、クライエントが話しました。 クライエントの内的で主観的な世界を、まざまざと私も経験したかのように感じ取る【共感的理解】をしようと意識…

介護職そんなに嫌ですか

明日11月11日は、介護の日です。 高齢者・障がい者の介護について、理解と認識を深め介護する人・される人を支援し、地域社会との支え合いや交流を促進するため国民への啓発を重点的に行う日として厚生労働省が、一般公募をして設定しました。 「いい日、い…

ノルマとは何か

「営業は嫌です…ノルマがあるでしょ?」はい、確かに、あるでしょう。 学生時代にはあまり体験することのなかった“ノルマ”というものに恐怖感や、嫌悪感を抱くのも、無理はないかもしれません。 でも、残念ながら、営業以外の職種にもあるんです、“ノルマ”。…

全力で“素”を出す

CDAも、キャリコン2級も、試験はカウンセリングのロールプレイです。 クライエント“役”の人が相談事を持ちかけてくるので カウンセラー“役”のあなたがそれを聞きます。 すぐ目の前で“試験官”があなたのやりとりを見ています。 このように普通のカウンセリン…

笑顔の人にはまた会いたくなる

一人で、無意識でいる時の自分の顔、見たことがありますか? 私なんかは、相当怖い顔をしています。 誰も見ていないと思って、無表情で、何かやっていると「どうしたの?怖い顔して」とか「怒ってるの?」とか言われます。 とほほ。 人間社会において、コミ…

ことだま

言葉には、魂が宿っているといいますよね。 それが誰に向かって言った言葉だとか、前後の文脈だとか、関係なく 単語一つひとつの意味は、一つひとつ、生きています。 それを声に出しても、出さなくても、同じ力を持っていると私は考えます。 職場に嫌な奴が…

メモとって偉いね

私は今までたくさん転職してきました。 新しい職場に行くと、覚えなければならないことが多くて大変ですよね。 ある職場の、初日の研修で、上司がいろいろ教えてくれたので私はメモをとっていました。 しかし同期の人の多くが、メモをとっていませんでした。…

相手の話を遮らない

今日はカウンセリングのトレーニングのお話です。 キャリアカウンセリングの試験で目指すところはクライエントに想いを正直に語っていただくこと。 クライエントが、語って語って語り尽くす。そうすると、気付くのです。 「そういえば私、前から…」とか「そ…

テキトーに見繕って

「いい求人テキトーに見繕ってください」 就活生さんがおっしゃったそうです。 知人から聞いた話です。 …社会の側から聞くと、驚きますね。 情報過多の世の中を生きる若い方達ですが なぜか、取捨選択をしない。 自分にとって、この情報は必要で、これは不要…

やっぱり、聞きに来させるのではなく

「聞きに行く」の話が、とうとう3部作になってしまいました。 最後は*上司の皆様へ そりゃあね部下が、自ら、ベストの回数・最高のタイミングで自分のところに聞きに来てくれたら、そりゃ嬉しいですよ。 かわいがりたくもなります。 でも、なかなかそううま…