キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

面接と論述はリンクしている【JCDA版】

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ロープレ試験って結局どうすれば正解?

何を求められているのかわからない!

 

正解が欲しい受験者さんの中には

考える程に腹が立ってくる方も…

いらっしゃいますよね〜笑

 

ただ、人間相手、水物の試験ですので

・こう言うといい

・このセリフを言うといい

・これについて聞くといい

なんていう正解は、ないんですね。残念ながら。

そこはもう諦めていただいて。

 

ではロープレで求められていることは

何かというと

 

論述試験で求められることと一緒です。

 

論述とロープレ(面接)

両方合わせて『実技試験』ですからね。

 

では論述試験で何を求められているか

ひいては面接試験で何を求められるか

確認してみましょう。

 

まずは【JCDA】日本キャリア開発協会の

論述試験で求められること。

〔問い1〕指定語句を使って展開の違いを説明させるもの。

ここでは

このキャリアコンサルティングで起こっていることは何か

またその構造

これを理解していることが求められています。

どこに着目するか、その理由、

どんな働きかけをするか、その理由、

結果どんな変化が起こったか、その理由、

などを、わかってやっていることが大事ですね。

 

〔問い2〕応答の相応しさを問うもの。

ここでは

キャリアコンサルタントとして相応しい言動を

理解できていることが求められています。

 

〔問い1〕〔問い2〕両方とも

JCDAが目指すキャリコン像に向かっているか

ということですね。

JCDAのキャリアコンサルティング

ざっくり言うと

相談者が自分で、自分のありたい姿を明確にして

そこに進んでいく、自分で決めて動く

という感じですので

これを促すような働きかけをすることが

求められています。

内省していただきましょう。

自分を見つめていただきましょう。

 

〔問い3〕相談者の問題。

以下は、私が常々お伝えしてきました

私の考え方ですが

『問題』=『つまずきポイント・悩みの原因』です。

決して相談者の『欠点』ではありません。

何に引っ掛かっているのか

何が相談者を苦しめているのか

何を解消するともっとラクに進めるのか。

そして大方それは、外的要因ではなく

相談者の内側にある、何かです。

だから『周りの人』『上司』『家族関係』などでは

ありません。

相談者の中の、何かです。

これを面談の中でも探すことが求められています。

 

〔問い4〕展開。

JCDAの場合

目指すのは相談者自ら成長・変容することですので

相談者が自分で成長へと向かう展開が

見通せていることが求められます。

相談者の中の問題(つまずきポイント・悩みの原因)に

対応して

それぞれにどう取り組んでいくか、を

考えるわけです。

 

まとめると

〔問い1〕〔問い2〕はスタンスですので

15分間のロープレ中ずっとやり続けること、

それをやりながら

〔問い3〕つまずきポイント・悩みの原因を考え

そこに〔問い4〕相談者自身が自分事として

向き合えるように話し合っていく。

この方向性を意識して、その方向に向かっていれば

例え解決策に到達しなくても大丈夫。

途中経過を評価してもらえます。

 

なんだか余計にこんがらがってきた?

 

あとは練習で、自分ならどう言うか、

言動と態度を磨いていきましょう!

正解のセリフはありません…むしろ全て正解!

スタンス、姿勢、方向性が合っていれば

全て正解です。

 

次回は【キャリ協】編です。

 

 

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