いつも週末にアップしているこのブログ
今週は一足早く、金曜に出しておきます。
というのも私、今、個人的に
キャリアカウンセラーの勉強を更に深めておりまして。
明日・明後日が最後の授業なものですから。
いやぁ…キャリアカウンセリングって、深いですね！
ここで学んだことを活かして
今後皆様にも還元していきたいと思っております。
さて今日の話題に移ります。
問題とか、展開、今後の方針とか
論述でも、面接でも、言えないといけない
と、何度もお伝えしてきましたが
皆様にその呪縛をかけてしまっていたとしたら
…申し訳ございませんでした！m(_ _)m
そこにとらわれすぎると
本来やるべき大事なことが
おろそかになってしまいます！
本来キャリアコンサルティングでやるべき
大事なこと、とは…
傾聴し、相手を知ることです。
話をこう進めていこう…
この話の構造を理解しよう…
そういう組み立ては、後からで結構です。
まず聴きましょ。
どんな価値観をお持ちの方なのか、知りましょ。
相談者の問題を見つけておかないと…
口頭試問で聞かれるから…
いえ、そんなに血眼になって探さないでください。
相談者の問題（つまずきポイント・悩みの原因）は
感じ取る、というくらいでいいです。
なんか、こんな感じするなー
ここ、なんだろう、何か引っかかるなー
それを感じたら、相談者にお聴きしましょう。
この後どんなふうに展開するか考えとかないと…
それは
相談者の問題（つまずきポイント・悩みの原因）が
見えてこないと、展開も見えませんから
最後の最後の1分くらいで考えればいいです。
もしくは、ある程度自分のパターンを決めておく
というのも手です。
決めつけ、誘導が入らないように
汎用性のある、どんな状況でも使える『問4』を
1つくらい決めておくと、落ち着けます。
全ては、傾聴した上での結果でしかないのです。
相手の考え、価値観、ものの見方、特徴、
これらをわからないまま
問題や展開を探そうとすると
あなたの意識が相談者から離れ
自分自身に必死になってしまい
相談者は放っておかれた感を感じますよ。
すぐにですよ。気づきますよ。
そうなると、あなたの話すことは全部
誘導に聞こえてしまいます。
説教に聞こえてしまうかも知れません。
でもー
構造を考えていないと
次どう話を持っていったらいいか
わからなくなるんですー。
そこ。
あなたが話を持っていってはいけません。
相談者が語りたいことを語っていただく時間です。
あなたは相談者の話を聴き逃さず
非言語の様子も見逃さず
それを脳内に広げたキャンバスの上に
一つひとつ載せていく作業をしてください。
あなたは話を持っていったり進めたりするのでなく
・あなたのアンテナに引っかかった
「あれ？」「おや？」と感じた点
・感情を伴った言葉
・何回も繰り返す言葉
・希望、願望の言葉
・独特の表現
などを相談者にお聴きしてください。
すると相談者は更に語ってくださいます。
自分の語りたいことを語ってくださいます。
語りながら、相談者は自分の姿を見始めます。
ここからが、試験で求められている
【面談を通じて相談者が自分に気づき、成長する】
につながります。
結局
やるべきことは基本なんです。
よーーーーーく聴く。
先入観を捨て、自分フィルターを踏まえ、
「自分がちゃんとやりたい」を捨て、
まっさらになって、
相談者を信じて、聴きましょう！
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