キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会の
これまでの報告書を改めて見ておりました。
それによると
国家資格キャリアコンサルタントは
“いわばミニマム標準として設定”
された試験です。
“実際に現場で十分に活躍するには
資格試験に合格・登録した後も
継続的学びによる資質向上と
経験の蓄積が必要不可欠”
と指摘されています。
（「キャリアコンサルタントの継続的な学びの促進に関する報告書」平成30年12月「キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会」とりまとめ）
その後の報告書にも
令和2年4月発表のものには
「継続的な学びとして
スーパービジョンを受けましょう」
「実務経験が不可欠です」
とあります。
令和３年６月発表の報告書には
継続的な学びの要素として
①専門性・実践力
②ライフキャリア全体を俯瞰
③企業内の課題解決
④外部との連携
⑤キャリアチェンジとリテンションに対応
⑥オンラインスキル
⑦スーパービジョン
⑧更新講習
と身につけること・やるべきことが
挙げられています。
さて、ホルダーの皆様
↑↑やってますでしょうか？
資格取ったから安心
あと勉強はもう嫌だわ
更新講習だけ受けてるよ、仕方なく
と思っていらっしゃる皆様
ちょっとご自身のスキルを
疑ってみてください。
本当にあなたは
国家資格有資格者だと
胸を張って言えますか。
だってあの試験はさ
ああいう試験だったじゃん。
ああいう風に実践していればいいんでしょ。
いいえ。
国家資格を設定した組織が言っていますよ。
あれは【ミニマム標準】
最低の、最低ラインだと。
実務経験を積むために
多くの国キャリホルダーさんが
キャリアコンサルタントとして
キャリアコンサルティングを行う機会も
増えてきました。
試験のように15分で途中で終わったりせず
最後まで進んで完結して
相談者様がご自身の中の何かに気づき
前へ進んでみようというパワーが
内側から湧いてきて
希望に満ちて帰っていかれる
そんなカウンセリングの場を
提供しなければなりません。
相談者様の人生に
光を見せて差し上げられたでしょうか。
やはり私たちは
学び続けないといけないのです。
試験対策で学んだ通りにやるわ！
では全然足りないのです。
私たちキャリアコンサルタントは
謙虚で、真摯で、誠実でなければなりません。
相談者様に対しても
依頼主に対しても
資格名に対しても
自分に対しても。
自分の力を積極的に疑い
積極的に学びを続けましょう。
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