キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

端々に漏れるあなたの中の常識

「今まで事務の仕事だったのに 

いきなり製造の求人を見始めて」 

 

「夜勤を選んだのは、仕事がないことに 

焦ったせいもあったのかな」 

 

「前職を辞めたばっかりで、もう次を探すの」 

 

「無職の期間がだいぶ長いけど、まだ探さないの」 

 

自分では相手を思いやって言っているつもり 

相手の内省を促す発言をしているつもり 

でも 

あなたの中の自己概念が 

言い方に、ニュアンスに、トーンに、言葉の端々に 

漏れ出てきています。 

 

それは単にあなたにとっての常識であり 

クライエントの送ってきた人生の中では 

そんなもの、何の価値もない、不要なもの。 

 

しかしキャリアコンサルタントという立場で 

それをクライエントに言ってしまうと 

クライエントは 

「そうした方がいいのね…プロが言うんだから」 

と、自分で決めることを放棄するかもしれません。 

「そこに気付かなかった私はバカなのね」 

と、自分の価値を下げてしまうかもしれません。 

 

相談に来た方は、敏感です。 

キャリアコンサルタントの言葉一つひとつに 

キャリアコンサルタントの意図が入っていることを 

すぐに感じ取ります。 

 

そして 

キャリアコンサルタントとクライエントの間には 

上下関係ができあがります。 

キャリアコンサルタントは正しいことを言う偉い人 

クライエントは教えを乞う人 

と自分たちの役割を決めてしまいます。 

キャリアコンサルタントは 

クライエントの自ら成長し発達する機会を 

完全に奪ってしまいます。 

クライエントは、キャリアコンサルタントから 

正しい指示をもらえるものと思って 

日参することでしょう。 

もしくは、この役割を嫌い 

自分を上から見るキャリアコンサルタントのもとへは 

もう二度と相談に行かないでしょう。 

 

すべては、キャリアコンサルタントの言い方ひとつ。 

 

意識してください。 

自分の中の常識が、自分の言葉のどんなところに 

出てきてしまうか、意識して注意してください。 

 

大学まで出て、警備の仕事?」 

「そんないい会社にお勤めなのに」 

男性だと、やはり正社員がいいですよね」 

高卒だと、やはり大卒には負けますか」 

 

…言っていませんか? 

この恐ろしく間違った思い込み。 

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こわくないキャリアカウンセラー Re-Birth(リバース)わたなべ 

 

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