前回「転機を乗り越える」
というお話をしましたが
もう一つの捉え方をお伝えします。
ジョン・D・クルンボルツという人は
ミッチェル、レヴィンと共に
偶然起こった出来事も
実は重要で、結構いいもんだ
と提唱しました。
（ざっくり言い過ぎましたかね…汗）
『プランド・ハプンスタンス・セオリー』
（計画された偶然理論）と呼び、
後に
『ハップンスタンス・ラーニング・セオリー』と改称しました。
人生の質を高めるためには
偶然の出来事をチャンスに変えろ！
そのために必要なスキルは
以下の5つだ！
◆好奇心
◆持続性
◆柔軟性
◆楽観性
◆冒険心／リスクテーキング
〔好奇心〕
新しい学びの機会が来た！と
ワクワクして臨む。
〔持続性〕
失敗しても負けずに続ける。
〔柔軟性〕
自分の姿勢も、周りの状況も
自分で変えていく。
〔楽観性〕
こういうことは必ずあることさ
それも自分のモノにできるさ、と考える。
〔冒険心／リスクテーキング〕
結果がどうなるか見えないとしても
それでも行動を起こすんだ。
好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心
この5つの頭文字をとって
こう覚えます。
『こ・じ・じゅ・ら・ぼ』
CDAの皆さん、こう教わりましたよね？
うちのクラスだけかしら？
新しいセオリーでは
〔冒険心〕が〔リスクテーキング〕に
変わってしまったので
『こ・じ・じゅ・ら・り』
なんでしょうか？？？
まぁ、どちらでも…。
前回に引き続き、ですが
もし、今、あなたが
【就職が決まらない！】
という偶然の出来事に陥っているのなら
これをチャンスに変えるには
『こ・じ・じゅ・ら・ぼ』
〔こ：好奇心〕
新しい学びの機会が来た！
この苦しみを越えると自分は成長するぞ。
新しい業界にも目を向けてみようかな。
今まで知らなかった何かを
発見できるかもしれないぞ。
〔じ：持続性〕
なかなか受からないけど
続けないと、もっと受からないよね。
落ちても、また、次受けないと
もっと受からない状況に陥るよね。
〔じゅ：柔軟性〕
同じ志望動機、同じ面接での受け答え
では、同じ結果しかついてこないよね。
書き方を変えてみるか。
面接で話す内容を変えてみるか。
人のアドバイスも聞いてみるか。
人の言うことも受け入れてみるか。
今までの自分に固執するのはやめよう。
〔ら：楽観性〕
次受ける会社を、もし落ちたとしても
死ぬわけじゃないさー♪
面接で失敗しても
命までは取られないさー♪
明日食べるコメがなくなったら
友達の家にでも転がりこめばいいさー♪
〔ぼ：冒険心〕
就職活動も、就職も
先が見えないのなんて、当たり前！
見えなくても、行ってみて
そこで見てみればいいんだ。
初めから全てわかっているなんて
そんな人生、人生じゃないよね。
この魔法の呪文を唱えて
動き出してみてください。
あなたの人生に起こることは
すべて
あなたのもの。
あなたの人生に必要なエッセンス。
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