キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

聴け聴けというけれどそれで受かるのか

なぜそんなに、私たちは相談者に

経験(出来事+感情+捉え方)を

お聴きしなければならないのか。

 

相談者は、ご自分の経験を言葉にして語ることで

ご自分でご自分の経験を丁寧になぞっているのです。

「あの時、あの人のこんな顔が見えた…」(出来事)

「その時私は、こう感じた…」(感情)

「それは私が常々、こう信じていたベースがあったからだ…」(捉え方)

 

その間、キャリコンは【肯定的に】聴いています。

評価せず、批判せず、否定せず。

内心もですよ。キャリコンは自分の内側でも

もっとこうしたらいいのにとか考えてはいけません。

自己理解が不足しているな、とか考えてはいけません。

キャリコンは内側でも、不信や疑問を持たず、

【相談者を肯定する】という【一致】をしています。

 

キャリコンが内心も一致しながら

肯定的に聴いてくれる、だからこそ

相談者は安心して

もっとご自分の経験を丁寧になぞることができ

ご自分の経験を丁寧になぞるからこそ

相談者はご自分の経験を【受け入れて】いくのです。

「そうだ、自分はそれをやってきたんだ」

 

ここに評価は要りません。

承認し、自分ごととして受け入れていくのみです。

それをやった自分を、ご自分の中に統合していきます。

すると

相談者の自分の世界は広がっていきます。

そして、この試験の目的である

【面談を通じて相談者が自分に気づき、成長する】

が達成され(or達成に近づき)

皆さんは合格するのです。

 

相談者のダメな点を「問題点」として探したり

相談者が改善点を自分から言うように誘導したり

相談者が取ると良い方法を情報提供したり

すると、不合格になるのです。

 

相談者の経験(出来事+感情+捉え方)を

丁寧に、一緒になぞって見つめていると

相談者がつまずいている原因らしきものが

ぼんやりと見えてきます。

でもそれが相談者の悪い点なのか

私たち他人なんかにはわかる筈がありません。

なので、断定せず、可能性があるな、という意味合いで

口頭試問で言ってください。

「相談者の抱えている問題は

○○というところにつまづいている点かと思われます。

具体的には△△とおっしゃっている点からそう感じました」

 

さあ、あと1週間で学科と論述ですね。

ご自分の実技をもう一度見直して

まずは論述にそれを表現しましょう。

 

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