
キャリア相談とは
そもそもどんなものか
もう一度思い出してみましょう。
相談者が悩み、苦しみ、困っています。
私たちは
相談者の気持ちと事情を理解しようと努めます。
本当に理解するまで努力します。
(基本的態度)
しかし人の心など目に見えないもの。
正確に理解することなど不可能です。
だから見立てが間違っていることを大前提とし
「これで合っていますか」
「こういうことですか」と確認しながら
相談者という人を徐々にわかっていきます。
(信頼関係の構築)
訓練された私たちは
相談者の悩み、苦しみ、困りごとの奥底に
相談者を苦しめている何かがあることに
気づき始めます。
その何かは、相談者のダメな部分ではなく
相談者が大切にしてきた信念
相談者が拠り所にしてきたもの
相談者にとってなくてはならないもの
だったりします。
でも、それが今うまくいかなくなっている
だから相談者を苦しめているのです。
(CC視点の問題)
それを正そうとしたり
取り除こうとしたり
何か良いことを教えてやろうとしたり
してはいけません。
それは私たちCCのエゴです。
CC視点の問題をえぐってはいけません。
相談者その人を尊重してください。
(基本的態度)
何かに気づくのは相談者です。
こちらが思っていたCC視点の問題に
偶然気づかれる相談者もいるかもしれませんが
それが正解ではなく
全然こちらが予想もしていなかったことに
気づき、一歩進む相談者も
いらっしゃいます。
それも相談者の成長。素晴らしいことです。
尊重しましょう。
私たちがすることは
相談者が自ら気づき成長するような対話です。
相談者が自ら何かに気づくためには
相談者がご自身の経験をよく見つめ
ご自身の考え、感情
大切にしてきた信念
拠り所にしてきたもの
ご自身にとってなくてはならないものを
見つめる過程が必要です。
そういうものを見つめられるような
問いかけ・働きかけを
していきましょう。
(試験の出題形式)
私たちが相談者の話を聞く、とか
相談者に語らせる、とかが目標ではなく
相談者がご自身を見つめられるように
相談者に問いかけ
相談者がご自身に確認できるように
言葉にしていただく
これが目指すところです。
いかがですか。
相談者の仕事のこと・就職したきっかけ・辞めるきっかけを
全部聞かねばならないとか
周りの誰かに相談したか
聞かねばならないとか
家族のことも
聞かねばならないとか
相談者の理解不足を
探さねばならないとか
相談者のわかっていないところを
指摘せねばならないとか
一切
出てこなかったでしょう。
今まで教わってきた試験対策は
もう何もいらないのです。
本来のキャリア相談をしましょう。
その方が、受かるのです。
それができるか見る試験ですから。
当たり前に、回帰しましょう。
あなたのしたいキャリア相談に戻りましょう。
あなたにはあなたの
人を大切にする聴き方があります。
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