キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

自分の希望を前面に出さない

相談者に内省を促したくて

相談者に気づきを得てもらいたくて

つい、深く突っ込みすぎることが

ありますが

 

逆に相談者を傷つけることもありますので

注意が必要です。

 

「希望の部署に配属にならなかった

もう辞めて転職してしまおうかな」

と言う相談者に対し

 

「もし希望の部署になれていたら

どんな気持ちだったでしょうね」

とキャリコンが聞いたら。

 

キャリコンは

幸せな話を語ってほしいとか、

理想を再確認させたいとか、

そこからやりがいを引き出して

そのやりがいは今の部署でもあるのでは

と言う話に持っていきたいとか、

キャリコンなりの意図があるのですが

 

相談者からしてみると

そんなこと語ったところで

希望の部署にはもう行けないし、

行けていないから想像できないし、

希望が通らなかった自分を

まざまざと見せつけられることになるから

心に傷がつくだけなのです。

 

就職活動がうまくいっていない学生に対し

「どんな仕事がいいのですか?」

「興味のあることは何?」

「あなたの強みは?何かあるでしょ?」と

聞いたとしても

 

それが見つけられなくて

苦戦している学生にとっては、

答えられないことばかり聞かれて

答えられない自分を晒され

嫌な気持ちしか残りません。

 

相談者のことをもっと理解したくて

細かいところまでどんどん聞いていくと

 

相談者は

「根掘り葉掘り聞かれた」

「言わされた」と感じます。

信頼関係は築き上げられないでしょう。

 

こういったすれ違いは

なぜ起こるのでしょう。

 

どれも

キャリコンの『こうしたい』で

突っ走っているせいだと思います。

 

この面談をこういう方向に持っていきたい

相談者から前向きな発言を引き出したい

自分が言ってあげられることまで話を進めたい…

全てキャリコン側の希望。

相談者が相談したい内容は

置いていかれています。

 

何のために聞くのか。

もう一度思い出してみましょう。

相談者が

ご自身の頭の中にあるイメージを具体化し

相談者が

ご自身のことをわかるように

相談者が

ご自身のことを考えやすいように

私たちは寄り添い

付き合って差し上げるだけであり

私たちが相談を方向づけてはいけません。

主役は相談者です。

私たちではありません。

 

こう言われたら相談者はどう感じるか

相談者の気持ちをもっと想像しましょう。

相談者の立場だったらどうなのか

自分と全く立場の違う相手を理解すべく

想像力を働かせ

純粋性を持って問いかけていきましょう。

相談者にもっと思いやりを持ちましょう。

 

 

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