
試験のHPに書いてある通り
キャリアコンサルティングでやることは
【〜相談者が自分に気づき、成長するような応答、プロセス〜】
なのですが
なぜキャリアコンサルティングで
自分に気づき成長することが必要なのでしょうか。
厚生労働省HPの
『キャリアコンサルティングとは』には
【〜相談に応じ、助言及び指導を行うこと〜】
と書いてあるから
キャリアコンサルタントが助言し指導すれば
いいのではないか
と思う方もいらっしゃるでしょう。
でも実際の相談現場で
こちらが相談者にアドバイスを出し、指導しても
相談者は
「わかりました。その通りやってみます」
と言ったきり
あと来なくなります。
相談者の「わかりました」は表面的な返答で
本心では
「相談行ってみたけど何も解決しなかった」
「わかりきったことを言われた」
「強制された」
「あともういいや」
と思われていることでしょう。
しかも相談者自身は
何の力も伸ばしていないので
人生でまた同じく壁にぶつかった時
自分で乗り越える力を持っていないでしょう。
また相談に来てこうおっしゃる筈です。
「この前言われた通りにやったのに
またうまくいかなくなりました。
ちゃんと正しいことを教えてくださいよ。
私どうしたらいいんですか」
これでは
相談者の成長に寄与できていませんよね。
また、私たちが助言し教示しても
「でも…」と抵抗を示される方も多いですね。
当然なのです。
私たちは自分のものさしで助言を出しますが
相談者のものさしからすれば良い助言ではないのです。
人が違うから。ものさしが違うのです。
相談に来られる相談者が
何を求めているか。
本当は
自分で考えて、自分で決めて
自分で答えを出したいのです。
自分の人生だから。
相談者が私たちに期待しているのは
自分で考えて決めたいから、
考える道筋に一緒に付き合ってほしい。
自分で自分の人生を運転する力が欲しいから
ちょっと助手席でナビだけしててくれ
です。
今こういう所にいるよ
今スピード何キロ出ているよ
さっきこういう所を通り過ぎたよ
あなたの運転はこういう特徴があるね
あなたはそう考えたから、今ここを走っているんだね
もうすぐ交差点が来るよ
右に行けば○○が、左には△△があるよ
私たちのナビを聞いて
よく考え
私たちに相談しながら
どう運転するか、相談者が決めていきます。
私たちは運転を相談者に完全に任せています。
相談者の人生ですからね。
相談者が自分で考え、自分で決断したい
と望んでいることを忘れず
私たちは
相談者がその力を少しずつつけていくのを
サポートし、見守りましょう。
じゃあ指導・助言はしなくていいのか
ですが。
相談者が自分に気づき、成長するような応答が
できた後初めて
指導・助言ができるのです。
マイクロカウンセリングで
指導・助言は積極技法と言って
かなり高度な技術が必要と
教わりましたよね。
簡単に見えるけど
技術もないまま軽々しくやると
相談者を傷つけます。
まだ熟練レベルでないのであれば
積極技法に手を出してはいけませんよ。
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