
第29回試験の受験者様から
『合格』の嬉しいご報告が続々と届いております!
皆様とても努力なさいました。
ご自身をしっかり見つめ、変化を起こされました。
勇気があり
人の相談に乗れる資質を身につけられた皆様
合格おめでとうございます!
第30回ご受験の皆様、
ぜひ先輩方に続きましょう!
さて前回のブログの続きです。
じゃあ相談者が自分に気づき成長するような
応答・プロセスって
何だと思いましたか?
あなただったら、どう問いかけ
どう反応しますか?
私だったら
【ひたすら聴く】ですね。
そんなことでいいの!?
と最初は私も思いましたが
でもさぁ
気づきを促そう、促そうとしたり
におわせたり
誘導しちゃったりすると
絶対にうまくいかないじゃないですか。
私たちが動かしちゃいけないのですよ。
相談者には
大切な経験を語っていただきます。
私たちはその語りを、とことん聴きます。
うなずいたり、あいづちを打ったり
いいかえたり、問いかけたりしながら。
相談者は自身の経験を言語化して出し
自分とキャリコンとの間にそれを置き
キャリコンと2人でその経験を見る
これが
相談者が自身の経験を辿り
少し離れたところから客観視することになり
自身の内面をしっかり見つめられるように
なるわけですね。
そうなるために、私たちにできる
問いかけのポイントがあります。
人の経験とは
【出来事 + 感情 + 捉え方】
この3点をしっかり聴くことです。
・出来事=何があったのか。
「地方の支社に異動になりました」
・感情=どう感じたか。
「ショックでした。なんで私が?と」
大体の方は、ここで終わってしまいます。
「ショックですよねぇ」と
ものわかりの良い反応をして、話が終わります。
で
「で?次なに聞こう!?」と焦るのです。
多くの方が抜けているのが
3つ目の
・捉え方=その経験はあなたにどんな意味をもたらしたのか。
これを聴くことです。
「そのショックとは、なぜなんですか?」
「あなたにとって地方支社って、どんな存在なんですか?」
「そこに異動になるって、あなたにとってどんなことなんですか?」
「どんな、会社側の意図を受け取ったんですか?」
「異動しちゃったら、あなたはどうなりますか?」
何でもいいです、聴き方は。
その時、その場の、その相談者に合った
言葉を選んで聴いてください。
これを聴くことで
相談者は、自分を見つめるのです。
「なぜこんなにショックなのか。それは会社が私を中心部から遠ざけようとしている意図があり、私は上層部から嫌われているという意図を感じてしまったから。もう出世の道は閉ざされたということ。執行役員になれたら会社のここを変えてやろうと思っていたのに、もう叶わなくなった。この会社が好きで、後輩たちがいい奴ばかりで、彼らにイキイキと働いてもらいたかったんだよ…」
もしこんな思いが出てきたら
更に私たちはお聴きします。
「あなたは本当に上層部から嫌われているんですか?」
「一度地方に行くと、もう出世の道は閉ざされてしまうんですか?」
「会社の中心部に行けたら、どんな会社に変えたかったんですか?」
「この会社の、どんなところが好きなんですか?」
「後輩とはどういう繋がりがあったんですか?」
「後輩に活躍してもらいたいというのは、どこから来る思いなんですか?」
ね
いくらでも聴けるじゃないですか。
もう「次なに聞こう!?」と焦る必要はありませんね。
そして相談者の内省も深まります。
自分って何を思って今まで来たんだろう…
この先に、相談者の気づきがあります。
「そうか!私…○○なんだ!」
相談者の内省を深める問いかけ
【捉え方を聴く】
ぜひチャレンジしてみてください。
【相談者の経験を聴く練習をしましょう】
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