
第29回国キャリ面接試験期間に入りましたので
試験対策にならないようなお話を
書きたいと思います。
といっても
第31回試験(来年3月)あたりには
影響してきそうな話です。
厚生労働省は7月4日に
『「経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティングの実現に関する研究会」中間とりまとめ』
を発表しました。
まだ中間とりまとめです。
正式報告は今年の12月頃だそうです。
今後のキャリコンがどうあるべきか
これまで4回にわたり
研究会で話し合いが重ねられました。
その中間報告ですが
当然最終報告にも大きく影響してくる内容でしょう。
ざっくり言うと
・経済社会情勢が激しく変化し、不確実性も高まっているよね
・労働者はキャリア自律しなきゃね
・キャリアコンサルタントは益々企業内で他部門と連携しながら専門性を発揮してね
・キャリアコンサルタントはAIも使えるようになっといてね
というようなことが書いてありました。
また、キャリアコンサルタントの能力として具体的に求められているのが
★解決型ではなく開発型の支援
★自己洞察を促す面談
★相談者が自分で決定し自分を高め続ける力を養う面談
★企業へも業界理解・社会環境理解を促す支援
★労働移動時の労働者の心理的受容
などです。
今年の冬以降は、ここを意識して
面接対策をなさると良いでしょう。
企業に対する支援の必要性のところ
ちょっとわかりづらいかもしれませんが
これまでの研究会で議論にあがっていたのは
・キャリアコンサルタントも従業員のキャリア形成のためにキャリア開発プログラムを作る力が必要
・上司が部下との1on1などで適切なコミュニケーションをとり、部下を活かす言葉がけを行えるように、キャリアコンサルタントが支援する
というような話でした。
確かに
企業内のキャリコンの専門性を活かすとか
キャリアコンサルティングを企業内に浸透させる
とかはごもっともで望ましいことではありますが
全国の事業所の9割を占めるのは
地方の中小零細企業であり
そこに企業内キャリコンやセルフ・キャリアドックを導入させられるのは
果たしていつになるやら。
それよりも
私たちキャリアコンサルタントが
企業の方と接する時に
部下が辞めちゃって困ってるという上司の方や
定期面談で何話したらいいかわからないという管理職の方に
人の話の聴き方ってこうですよ
とお伝えしていったり
企業内キャリアコンサルタントがいるならば
もっとキャリア開発に噛ませるようにした方が
企業にとっては良いでしょう。
これからキャリアコンサルタントに
こういうことが求められています。
試験でも将来はここが見られるようになるでしょう。
意識して身につけるようにしていきましょう。
厚生労働省「経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティングの実現に関する研究会 中間とりまとめ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_51546.html
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