キャリアコンサルタントは
相談者にもなっていなければいけません。
相談者の感じ方・見え方も
知っていなければ
良いカウンセリングを追求できません。
あなたはご自身の身の上に
予期せぬ異動が降りかかってきたことは
ありませんか。
大失敗とかでもいいです。
人から突然激しい拒絶をされるとかでも。
そんな時、人は
頭が真っ白になります。
ショックで
何も考えられなくなります。
自分がどう振る舞えばいいかもわからず
自分が何をしたいのかもわからなくなり
人に訴えるにも言葉が思い浮かびません。
震え
困り果て
助けを求めて
プロに相談に行きます。
どんな心境か想像できますか。
私も自分が苦しい状況に陥った時に
わかったことがありました。
相談したい側の要求はただ一つ。
「いいから私の話を聞いて！」
これだけです。
アドバイスとか
正論とか
余計な気遣いをくれる人もいましたが
全て外します。
余計傷つきます。
ただ聞いてほしい。
口を挟まず聞いてほしい。
否定しないで。お願い。
【自分がダメだってことくらい百も承知なんだから】
でもショック状態で、テンパっているから
うまく言葉が出てこないんです。
こういうの何て言ったらいいかわからないんです。
何から話したらいいか
どこをどのくらい話したらいいか
ちゃんと相手に伝わっているか
わからないんです。
だから
プロの話を聴く人が
ちゃんと働きかけないといけないのです。
かかわり
よく観察し
はげまし
いいかえ
要約し
感情を反映し
これらを繰り返す。
勉強したでしょう。
学んだことをちゃんと実践してください。
そして時々
プロのキャリアコンサルタントに
キャリアコンサルティングを
してもらってください。
相談者体験は、定期的に必要です。
忘れないように。
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