相談者の問題を解決させるのは
もちろん、我々ではなく
相談者ご自身なのですが
じゃあ相談者はどうやって
自分の問題を解決していくのか。
例えば私たちが
「本当はどうしたいのですか?」
とお聞きしても
「わからないから来ているんです」
とおっしゃるし
「残るのと転職するの、どっちの方に気持ち傾いていますか」
と聞いたって
「半々です」
とおっしゃるわけです。
すると私たちは
『相談者、答え持ってないじゃーん!』
と思ってしまうのですが
相談者が何かに気づくには
自分で【語る】という過程が必須です。
相談者はご自身の経験を
言葉にして
語るという方法で
ご自身の外に出し
それを見るのです。
客観的に。
ご自身でしゃべった後で
『そうだよな、私、こういう経験したんだよな』
ともう一度かみしめたり
『今私「つらかった」って言ったな…そうか私つらかったんだ』
と言ってみてから気づいたり
もしくは
『今私「つらかった」って言ったけど…本当につらかったのだろうか』
などと考えます。
これが【内省】。
一人で悶々と考えていても
【内省】まで行かないのです。
これは皆様もご経験あるのではないでしょうか。
人に向かって語らないと【内省】できないのです。
【内省】することによって
ご自身の何かに、気づきます。
『私本当は、わかってもらいたかっただけなんだ』
『私本当は、お客様第一の仕事をしたかったんだ』
『私、自分のやり方を侵害された気がしていたんだ』
『私、○○にしがみついていただけなんだ』
そして
相談者はご自身の何かに気づき
ご自身で解決策を見出し
勝手に歩き出して行きます。
そこまで、15分では到達しないでしょう。
60分でも無理だと思います。
信頼できるプロのキャリアコンサルタントの所へ
何度も何度も通って
やっと気づくかもしれません。
気づくのは数年後かもしれません。
でもその、ほんの最初の一歩を
私たちと歩んでくださるのですから
一歩、伴走しましょう。
私たちが相談者に語っていただくのは
この一歩のためなのです。
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