キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

自分に気づき成長していただくために

1月21日の記事より

面接試験でやることを詳しく考えています。

①相談者を尊重する態度・姿勢

②関係構築

③問題を捉える

は過去の記事をご覧ください。

 

④相談者が自分に気づき、成長するような応答、プロセスにする

 

面接でやることの4つめは

気づきを促し、成長につなげる です。

 

「相談者が自分に気づき」

なんと難しい表現でしょう。

自分に?自分の?なにに?なにではないの?

言葉を考えるとやはり『自分自身に』なのでしょう。

 

キャリコン視点の問題は

相談者自身は気づいていないので

これに気づけば『自分に気づき』に近づきそうですが

決して問題に気づけばいいというわけではなさそうです。

それなら『問題に気づき』と書かれる筈ですから。

 

『自分に気づき』とはどういう状態か。

 

そんな特徴を持っている自分がいるんだな…

苦しみの原因は自分の中にあったのか…

ま、それも含めて自分ってことなんだな…

そんな自分像を改めて認識して

その上で悩みを振り返ってみると

何か他の方法が見えてくるかもしれませんね。

 

勿論、キャリコン視点の問題を

キャリコンから相談者に直接指摘し

「そこを直せ」と言ったら

相談者は受け入れません。

問題が見えていないので

「初対面のよく知らない人が

知ったかぶって強制してくる」としか

思われません。

 

でも自分で気づいたら

見えるので

変えてみようかな、という気にもなります。

これが

『自分に気づき、成長する』ですね。

 

ここまで、どんなプロセスを経れば

持っていけるのでしょうか?

 

私たちにできることは限られています。

それが

経験を丁寧にお聴きすることです。

 

経験とは

【出来事+感情+捉え方】です。

あったこと・事柄だけ聞いていませんか。

お気持ちばっかり聞いていませんか。

両方をよーくお聴きし、更に

捉え方「それはあなたにとってどんな意味がありますか」

「それはあなたにとってどう見えますか」

「そこにはどんな価値があるのでしょう」

「あなたにとって、何だったのでしょう」

言い方はいろいろありますが

本人がどう受け止めたのか、ここも確認しましょう。

私たちがこれらを問いかけることで

相談者は自分の内側に問いかけ

ご自身を見つめる過程に入ります。

 

ご自身をしっかり見つめて

『自分に気づく』が起こるかもしれません。

しかし国家資格キャリアコンサルタント試験は

たったの15分しかないので

気づきまで到達しないことも考えられます。

それでも

気づきに向かっていければいいです。

少しずつ相談者が変化し

外向きだった視点が内向きに変わってきたら

それを捉えて

口頭試問でアピールしましょう。

 

私たちが行う

『相談者が自分に気づき、成長するような応答、プロセス』とは

【出来事+感情+捉え方】を辿り

相談者にご自身をしっかり見つめていただき

何を見、何を感じているのか

私たちキャリコンも共に見、感じ

一緒に考えていくプロセスです。

 

 

ロールプレイの苦手意識克服に

特化したeラーニングはこちら↓

【あなたの思い込みを取っ払う】

ロールプレイ苦手意識を払拭 一人で学べる動画レッスン

https://on-line-school.jp/course/careerconsultant

 

 

自分を見つめながら練習しましょう↓

【ロープレ練習お申し込み】

キャリアRe-Birth® あなたの課題を解決する 国家資格キャリアコンサルタント受験対策 こわくない!濃い! ロールプレイ練習会 

https://peraichi.com/landing_pages/view/roleplaypractice 

 

 

【HP】就活サポート・キャリアカウンセリング・キャリアコンサルタント受験対策 キャリア Re-Birth®(リバース) 

https://peraichi.com/landing_pages/view/careerrebirth