論述の練習がいかに大事か【練習問題付き】 - キャリアコンサルタントという在り方

皆様…

学科の勉強、大変ですよね。

ロールプレイも練習しないと、怖いですよね。

でもね…

＿人人人人人人人人人人人人人＿

＞　一番大変なのは実は論述　＜

￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣

何が大変って、まず時間内に終わらない。

絶対終わらないですよ。

試しに過去問、やってみてください。

終わらないから。

こ…どうやって時間短縮すんねん…

((((；ﾟДﾟ)))))))

ってなります。

日頃から時間を見ながら解く練習を

しておかないと

時間感覚が掴めません。

次に襲ってくるのが

手の痛み！

ご自分の手が、どのくらい書くと

どのくらい疲れるのか

知っておかなければ

後半、時間と共に更に焦りますよ。

かっ…書きたいのに、手が動かない…っ

てなります。

そしてあなたはどんどんテンパっていく。

問題文を読んでも、緊張状態なので

全然頭に入ってこない。

何を言っているのか読み取れない。

何度文字を見ても、記号にしか見えない。

時間はどんどん過ぎ

あなたの手は痛みで進まず

周りからはカツカツカツカツ書く音が襲ってきて

あなたを更に焦らせる。

あ。脅してすみません。

だから、練習しておきましょう！という話です。

論述に向かう際の自己理解をしておけば

見通しが立ちますからね。

では今日の【見立て練習】はこちら。

相談者：38歳女性　小規模メーカー勤務　独身

得意の外国語を活かして、海外企業へ営業をかけたり、上司の通訳をしたり、社長の秘書的な仕事をしたりしている。しかし、これといった軸がなく、自分でも何をやっているのか掴めず、どれも中途半端な感じ。かといって、自分が何をやりたいのか、この会社の何に貢献できるのかわからない。他の人は皆自分の専門性を持っていて、うらやましい。大企業に勤める友人は、もう管理職で部下を持っている。天職が見つけられず、それに就けていない自分に、焦りと少しの無力感が出てきた。

【1】この相談者には、それぞれ何が起こっていると想像しますか。どんな状況で、何を見、何を思い、どんな感情で、それはどこから湧いてくると想像しますか。できるだけたくさんの言葉を使って見立ててください。

・軸がなく、自分でも何をやっているのか掴めず、どれも中途半端と感じているところでは…

・自分が何をやりたいのか、この会社の何に貢献できるのかわからないと思っているところでは…

・他の人をうらやましいと思っているところでは…

・大企業に勤める友人について語っている時は…

・天職と出会えていない焦りと少しの無力感って…

【2】この方のつまずきポイントとなっている、思い込み、イラショナルビリーフ、認知の偏り、自己不一致、性格特性、行動特性、環境要因、等は何だと想像しますか。それぞれの場面ごとに考えてもいいし、全部思いつかなくても、全体的に考えてもいいです。

【3】この後もし続くなら、あなたはどんな姿勢で、何を聴きますか。どこを聴いていきたいですか。

大事なのは【1】の見立てを増やすことです。

想像力をどんどん広げてください。

でも、あくまでもあなたの勝手な想像です。

決めつけず、お聴きしていく点を増やすのです。