ロールプレイ練習をしていると時々
ちょっと質の低いフィードバックが来て
受験者の皆様が萎縮してしまうことがあります。
もしこんなフィードバックが来たら
全然気にしなくていいですよ♪
もし、いつまでも心に引っ掛かって
あなたの自己評価を下げてしまっているようなら
もう忘れちゃっていいですよ♪
というのを
ご紹介しますね。
オブザーバーから
よく言われる指摘
「◯◯について聞かなかったですね」
こういうフィードバックが、受験者の皆様に
《あれもこれも広くたくさん聞かなければいけない》
という呪縛を植え付けてしまうのですよね。
あれも聞かなきゃ「あれ聞かなかったですね」って言われちゃう!
あぁまだあれを聞いてない、早く今の話を切り上げて次へ…
と。
こういう状態でロールプレイしたら
どうなるでしょう。
今相談者が話していることに全集中できなくなり
上の空に…
当然相談者にもそれが伝わってしまい、遠慮されて
本当に語りたいことを語っていただけなくなります。
あと、受験者同士で練習する時に
よく言われるやつ。
「本当は言いたかった話が他にあったんだけど
聞いてもらえませんでした」
これに至っては、ほとんどもう、イジワルです。
隠し持っていて、当ててみろ、と。
これをやられて傷ついた受験者さんは
《相談者の心の内を、当てなければ!》
と、探りに行ってしまい
当てたら「相談者が隠していることが出てきて良かった」
当てられなかったら「何かまだ出て来そうだったのに聞き出せなかった」
なんて口頭試問で言ってしまったりして。
ダメダメ。こんなことで自己評価してしまってはいけませんよ。
前も書きましたが、皆様。
キャリコンは当てっこではありませんのよ。
ただ、安心してくださいね。
本番の試験では
相談者役の方は、訓練を積んでいる相談者役の専門家です。
厳しいオーディションを通過し、研修を重ねて、本番に臨んでいらっしゃいます。
その方達は
言いたいことは言ってくれます。
本当に打ち明けたいことなら、表現してくれます。
しかしそれも、あなたと相談者との独自の関係構築がベース。
もしかして相談者役が、様々な背景を準備していても
あなたとのセッションの中で「今は言わなくてもいいかな」
「それより今この流れの中で、こっちの話を話したいな」
と思って、準備していたことを言わずに終わることもあるかもしれません。
それでもいいのです。
その15分間、あなたというキャリコンとの話の紡ぎ合いで
話したいことを話してくださった、ということです。
他のキャリコンとは、別の話をするかもしれないけど、問題ありません。
試験で見られるのは、当てたか当てないか、ではなく
その15分間でどんな聴く姿勢を示したか
その15分間で語られた中で出た主訴・問題点を掴めたか
ですからね。
ただし
15分間の中で相談者役の方がたーっくさん出してくださる
言語・非言語の合図、これは
見逃してはいけませんよ。
あと相談者役の方が、今ここで、ちょっと胸が痛むコレを打ち明けたいなぁ
と思ってくださるような、受容的な雰囲気作り、
これは絶対にやってくださいね。
その上で、あなたが人の悩みをお聴きするプロとして
どこを明確にしたいか
どんな働きかけをしたいか
自分のアンテナを信じて、問いかけてください。
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