キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

積極技法は百害あって一利なし

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でもさあ

相談者が「教えてください」って来て

こっちがそのことを知っているんだったら

教えてあげてもいいんじゃない?

 

…とおっしゃる方、たまにいらっしゃいますが。

 

だめです。

 

情報提供、教示、指示、助言、解釈、フィードバック…

積極技法は全て、使わないでください。

 

(↑「だめです」「使うな」これ積極技法じゃんハハハ(;´∀`))

 

アイビィのマイクロカウンセリング技法の三角形を思い出してください。

積極技法はどこにありましたか。

上の方ですね。

上の方は、高度な技術をもったベテランのキャリアコンサルタントでなければ

使いこなせない、超難しいスキルです。

今から試験を受ける、標準キャリコンにまだなっていない方が

使いこなすことは不可能で

使おうとすると、相談者の人生を傷つけるので

どうかやめてください。

 

使いたくなっちゃう気持ちはわかります。

助言とかフィードバックとかって

言う方はラクなんですもの。

でもそのラクに流されてしまうのは

キャリアコンサルタントではありません。

 

キャリアコンサルティングは、難しい仕事なのです。

 

相談者が欲しているのは

相談者にとって必要な情報や道すじ。

あなたが持っている情報や知識はあなたのもの。

生い立ちも、経験職も、バックボーンも、気持ちも

全て違うあなたと相談者では

同じ「うまく営業をやる方法」でも、違うのです。

同じ「コミュうまくとる方法」でも、違うのです。

 

あなたが「こうやるといいよ」「これ調べなよ」

教えてしまうと

相談者はそれが自分にとっても正しいものと思い込み

自分の目で、頭で、足で掴み取ることをやめてしまいます。

相談者の成長がそこでストップするのです。

 

しかも与えられた情報は

相談者が本当に必要としているものとは違うもの。

相談者の中で違和感やずれが生じ

相談者を苦しめる結果になります。

助言や教示は、百害あって一利なし!

 

どんなに教えてあげたくなっても

相談者が自力で必死で考え、探り、試す過程に

寄り添って差し上げてください。

そうやって掴んだものが相談者にとっての答え。

相談者は成長できます。

 

 

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