心優しいキャリアコンサルタントの卵さんは
つい、優しさが出てしまうことがあります。
(転職したいとか言っているけど
今この状況で仕事辞めない方がいいよな…
現在の職場でのやりがいを語らせて
今の職場に留まるという選択を
CLに導き出してもらおう)
…ちょっと待ったーー!!
それはあなたの操作ですよー!
「それでも俺は辞める!」
とCLが言うなら、それが
この面談の方向性なのですからね。
経験代謝に慣れているCDAは
つい経験を語らせて
意味の出現を狙ってしまいますが
そこにあなたの意図(自己概念)が入ってくると
あっという間にCC主導の面談になってしまい
アウトです。
間違ってはいけないのは
「思いを語らせるため」ではなく
「話をあっちに持っていくため」でもなく
『CLが答を導き出せるため』に必要かどうか、です。
何度も言いますが。
(その歳で転職!?そりゃ無理だろう!)
と、あなたが思っても
CLが強くそれを望むなら
【じゃあ転職できるためにどうしたらいいか】
の話に進むわけですよ。
こんな困難があるよね
この困難を乗り越える方法ってあるかな
こっちにも配慮した方が転職しやすいよね
それにはどうするといいかな
様々な条件・障壁・困難を
整理し
それらを克服する方策を
整理し
ぜーんぶ並べてみて
どう?これらを、やってみる?
はい、決めるのはCLです。
「よし、大変そうだけど、やってみる!」
とCLが言ったら
CCは全力で応援する体制を組みます。
「うーん、こんなに大変なら転職やめる」
とCLが言ったら
じゃあ現職に残るためにはどうしたらいいか
の話に進めばいいのです。
あなたが方向を付けてはいけません。
CLが自分で方向を付けられるような
支援を、あなたはしてください。
CLが主導権を握る面談にするためには…
基本にもどりますよ、
怒る表情
急にかげる表情
言い淀む瞬間
「それなのに…」の「…」の部分
繰り返し言う単語
何だか気になる言い回し
逃さず観察し、覚えておいてください。
純粋性・自己一致で、問いかけてください。
「今あなたの様子が急に変わったように感じました。
あなたの心の中で何か起こりましたか」
「〇〇という言葉をよくおっしゃいますが
それはどういう意味なのか教えていただけますか」
CLの抵抗を恐れず
問題の本質に切り込む問いかけをしてください。
CLが抵抗したら、それは大きなヒントです。
じゃあ別の方向なのね、とすぐ切り替えてください。
CLが解決したい悩みと
CLがそれを乗り越えるというゴールと
両者をつなぐ方策の数々
という図式にいつも立ち返ってください。
全てのヒントはCLにあり
答はCLの中にある。
これを知り、実践できる者が
プロのキャリアコンサルタントです。
試験では、プロのCCになったつもりで
堂々と、自信をもって、プロ意識をもって
臨んでください。
あなたがオドオドしていたら
CLは信頼してくれません。
CLに安心して何でも語っていただけるよう
CLに面談を操作していただけるよう
あなたは全力でプロのCCになってきてください。
明日は、最後のアドバイスです。
こわくないキャリアカウンセラー Re-Birth(リバース)わたなべ
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