キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

一人にする

学科・論述試験、お疲れ様でした。

いかがでしたか?

いろいろ想いは残っていると思いますが
次の週末は面接試験です。
気持ちを切り替えて
面接に全力を注げる自分に
なりましょうね。

以前おススメしました
『キャリアカウンセリングとは何か』
『理事長だより』
もうお読みいただきましたか。

(まだの方はこちらから。
もう時間がないので
長文の『キャリアカウンセリングとは何か』より
『理事長だより』がいいと思いますよ。

『理事長だより』
https://www.j-cda.jp/tomonokai/index.php
メールマガジンバックナンバー』から

日本キャリア開発協会HP
『キャリアカウンセリングとは何か』
https://www.j-cda.jp/member/what.php )

そういえば先週、東京での講習に
行ってまいりました。

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自己概念の成長を促すカウンセリング
これを再学習する講習でした。

JCDAの講習は内容が濃く
東京まで行く価値あるなぁと
毎回思います。

その講習の中にも出てきた、
理事長だよりにも出てきた
ポイントを一つご紹介します。

【クライエントが一人になれること】

え、面談中なのに?ロープレ中でも?

そうなんです。
私達が共にいる、けれども
クライエントが一人になれる時間を
作ることが大事だそうです。

クライエントの頭が
キャリアコンサルタントとの対話から
一瞬離れて
内省を始め
自問自答を始めること。
自分の中へ中へと深く入っていって
「自分はなぜそうしたのか…」
「何を考え、何を感じていたのか…」
「自分にとって価値あるものって何だ…」
と考える時間。

これを面談中にやっていただくことが
大切です。

まずは時間的な配慮ですね。
矢継ぎ早に質問を浴びせたり
やけに早いテンポで対話が進み過ぎたり
すると
クライエントが内省する余裕が
できません。

だから【間】が必要なんですね。

次にスタンスですね。
あなたと共にここにいますよ。
寄り添っていますよ。
だから
もしかして傷つくかもしれない内省を
しても大丈夫ですよ。
私がついています。
あなたの成長を信じていますからね。

これをクライエントに示さなければ
クライエントは怖くて内省できません。

どうやって示すか。
ロジャーズですよ。
アイビィですよ。
CDAですよ。

今まで学んだスキルを総動員して
全身でこれを表現してください。

そして次に、かかわり技法ですね。
クライエントが内省を始められるような
はたらきかけを
してさしあげないといけません。

ああっ!ここ、突っ込み所!
と思ったら躊躇せず突っ込んでください。
“きいて差し上げる”
と言った方が適切かもしれません。
「なぜ?」
「何を感じた?」
「何がそうさせた?」
「どう見える?」
クライエントの内省スタートボタンです。

このボタンを押すのには勇気が要ります。

でも忘れないでください。
私達は
自分の資格のために面談をするのではなく

クライエントが成長するために
面談をするのです。

この目標のために必要なら
ボタンを押さなければなりません。
自分を防衛したい気持ちを抑え
必要があるなら聴きましょう。

ただし
必要があるなら、です。
この“必要”が
「私が知りたいから」
「そっちに持っていきたいから」
になっていないか気を付けてください。

以上のように
・ゆったりとした対話で、間を取り
・キャリコンスキルで寄り添い
・自問自答を促すはたらきかけをして

クライエントを
一人になれる瞬間を
作って差し上げてください。

意味の出現のために。

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