キャリアコンサルタント国家試験
実技（面接）試験
JCDAで受けられた方、お疲れ様でした！
キャリ協で受けられる方は
来週という方もいらっしゃるでしょう。
落ち着いて
クライエントへの敬意と思いやりを持って
お話をお聴きになってきてください。
実は、一番大事なことが
試験の終わった後にあります。
それは
【忘れないうちに振り返り、まとめること】
今終わったばっかりで安心してたのに…
もう思い出したくない…
今は考えたくない…
という方もいらっしゃるとは思いますが
私の経験上
この振り返りが一番大事でした。
今後の自分の人生にとって
実りとなるものを
今振り返っておけば見逃さず得られるし
忘れてしまえばもう二度と手に入らないです。
今回で受かるから、もう受けないから関係ない
という方も（！）
あなたが今後人にどう接していくか
今回の試験がベースになって
あなたは変わっていく可能性があります。
試験で起こった自分の内側の変化を
忘れず今後も実践していけば
人の話をしっかり聴けて
人から信頼され
人への敬意を払える
人格者へと更に近づけるかもしれません。
試験の内容は詳しく書き出しておきましょう。
□椅子の位置の調整はどうやったか・何と言ったか
□何と名乗ったか
□面談時間を伝えたか
□守秘義務のことは言ったか
□思い出せる限りの逐語録
□はたらきかけの意図
（なぜその問いかけをしたか）
□はたらきかけに対するクライエントの反応の意図
（なぜその答えをクライエントは言ったと思うか）
□話の分岐点で、どんな選択肢が浮かび
どうやって一つを選んだか
□もしその時、別の方を選んでいたら
話はどうなっていたか
□クライエントの非言語表現の変化
□クライエントはどういう状態で
面談を終えたと思うか
□口頭試問で言った内容全て
□今振り返ってみると主訴は何だったか
□今振り返ってみると何が問題だったか
□今振り返ってみると目標は何だと良かったか
□今振り返ってみるとどんな方策があったか
□今振り返ってみるとどんな進め方をすれば
良かったか
一つひとつ思い出す作業は
ウンザリするかもしれませんが(^^;)
本番の、あの瞬間
あなたはベストを出し尽くしていた筈です。
あの異様な緊張感の中
よくやった！
あの時の最善の言動がこれだ！と
自分で自分を褒めてください。
振り返りは、そんな作業です。
詳細に分けて考えると
自分の特徴が見えてきます。
あなたの自己概念です。素敵です。
望ましくない傾向が発見できたら
どう改善したらいいのかも見えてきます。
そしたらこれからあなたは変わります。素敵です。
本番試験を苦労してくぐり抜けた方や
晴れて資格をゲットした方が
その後どんどん変化を続け
どんどんカウンセラーらしく成長していくのを
何人も見てきました。
苦労や、苦悩や、ここ一番の勝負所が
人を成長させるのです。
成長の種を取りこぼさず
未来の自分へ与えましょう。
こわくないキャリアカウンセラー Re-Birth（リバース）わたなべ
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