キャリアコンサルタントという在り方

キャリアRe-Birth® 国家資格キャリアコンサルタント応援ブログ

フィードバックの鉄則

【アサーティブ・コミュニケーション講座】で
お聴きした興味深いお話の、最終回です。

⑥フィードバックは、Iメッセージと余地を残す

Iメッセージは
「私はこう感じたよ」
(正しいかわからないけどね)
というもの。

余地を残すというのは
相手に決定を委ねる余地を残す
という意味。
「私はこう感じたけど、あなたはどう?」
です。

Iメッセージは
自分の意見の押しつけであってはいけないし

余地を残すは
自分への賛同を強制するようなニュアンスを
入れてはいけないわけです。

ところでフィードバックとは
日常、特に研修や学びの場で
先輩が後輩にやることが多いですし
日々よくやること、という印象がありますが

アイビィのマイクロカウンセリング技法でいうと
めっちゃ高度な技法の方に入っています。

みんな軽々しくやっているけど
実は、すごく、すごーく難しいことなんです、
フィードバックって。

スキルの伴わないフィードバックは
相手を傷つけるだけです。

カウンセリングのロールプレイの
練習をしてきた方は
皆さん経験あるでしょう。
資格保有者が、フィードバックと称して
偉そうに、上から目線で
あなたのロープレを批判してきたこと。

あんなの、フィードバックじゃありません。
傷ついた皆さん、全く、気にしなくていいですよ。
スキルのない先輩が言った偉そうな言葉なんて
忘れていいです。なんの価値もありません。

フィードバックとは
【Iメッセージ + 余地を残す】
なんです。

あなたはどう見られているか、の資料を与え
特に長所について焦点を当て
相手の自己探求・自己吟味を促す

アイビィさんも言っています。
(福原眞知子監修『マイクロカウンセリング技法ー事例場面から学ぶー』風間書房,2007)

私はこう感じた、あなたはどう感じた?
ではどうしていくと良いと思う?
そうか、そういう考えもいいねー

こういうやりとり、なんでしょうね。

私達カウンセラーは
受験者の学びの場でも
カウンセリング場面でクライエントに対しても
このフィードバックができるように
日々鍛錬しないといけないのですね。

とても良い学びを得ました。
ありがとうございました。

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(写真は就活に効く神社巡りをした時に
どの神社にも貼ってあったポスターです)

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